第17回「長崎の農村」写真コンテスト
入賞作品


写真をクリックで拡大表示されます!

最優秀賞
水入らず
長浦 敏雄さん

優秀賞 優秀賞 
実りの秋 猪侵入防止
矢津 充浩さん 塚 太喜さん

特別賞
麦秋幻景
金子 善憲さん

佳 作 佳 作  佳 作 佳 作 
   
あぜ道にて  棚田  枝豆収穫祭 はじめての双仔
瀧本 賢一さん  酒井 ミネ子さん 鐘ヶ江 春雄さん  早田 茂さん

佳 作 佳 作 佳 作
北風の吹く頃(カンコロ干し) 土づくり お手伝い
田中 熊男さん 中川 出雲さん 森本 孝さん


総評

  コンテストも17回を重ね、充実した写真公募展として順調に発展してきました。それは、一般的な農村写真ではなく「長崎の農村」という地域密着型の視点を重視したコンテストとして、特徴を発揮してきたものです。作者が作品作りにあたって、地域性という縛りが思考と感性をより高める働きをしているようです。結果として農民農村を見るにあたって、地理や気候の特性、栽培されている作物の品種や栽培方法までにも視野や視点を広げることが求められています。さらに地域的な特徴と同時に、全国の農村に共通する課題も見逃せません。それだけに被写体やテーマは多様多彩です。今年もこの特徴が鮮明に見られました。

 最優秀賞に輝いた「水入らず」は、夫婦愛を表現すると同時に、長崎県の地理的特徴を見事に捕まえています。また、優秀賞の「猪侵入防止」は、全国の農民が最も頭を痛めている獣害をテーマにしました。この2作だけでなく豊かな感性と多彩なテーマの作品が上位を占めました。

 公募展として実績を積み上げてきたコンテストだけに、一般的な農村写真では入選に届かない厳しさがあります。惜しくも入選を逃した応募者は、再度のチャレンジを期待します。

尾辻 弥寿雄
1945年長崎市生まれ。機関紙連合通信社写真部を経て、2000年フリー。JRP代表理事。
日本写真家協会会員。現代写真研究所事務局長。