第13回「長崎の農村」写真コンテスト
入賞作品


優秀賞 優秀賞 特別賞
郷土の土を愛する子供達 稲刈り 湯で干し大根
久田 重一 さん 小川 美喜雄 さん 貞包 勝 さん

佳 作
棚田の造形模様(組写真3枚)
亀本 義隆さん
佳 作 佳 作 佳 作
セリを待つ 干拓地ファーム 甘い収穫
田中 熊男 さん 川添  さん 山口 八郎 さん
佳 作 佳 作 佳 作
干拓地でフライト 棚田サミットの夜 蛍の光
長浦 敏雄 さん 矢竹 整彦 さん 宮崎 正治 さん

総評

 昨年から今年にかけ飼料や重油などの価格が急騰し、農がますます困難な産業になっています。さらに、農家の半数以上が65歳以上で、時には“限界集落”という現場を切り捨てるような言葉が平気で使用されるほどです。
そんな困難な状況でも農家は頑張っています。その頑張りに答えるような作品を今年は期待しましたが、全体としては答え切れませんでした。応募作品の多くが「絵になる絵にならない」という昔ながらの発想で農村に出掛けて行くため、緊張感が薄い作品が多数を占めました。
農村を単なるノスタルジア的な風景で終らせないで、そこに生きる人たちの息遣いまで写し込む視点が求められています。ときには、写す方からだけでなく、写される方からの目線も必要となります。そうすることで、このコンテストの主題である「長崎の農村」が多様で多彩な姿で浮き上がってきたでしょう。
入賞した作品は、それぞれ生活や仕事、祭事や風景などから、いまの農村をしっかりと見つめようという視点が明確にあります。しかし、そのなかで作品的に特筆して優秀という作品が残念ながらなく、最優秀賞は該当なしということにせざるを得ませんでした。一方、優秀賞と佳作の差はほとんどなく、わずか理由で分かれてしまいました。それぞれの撮影者がこの結果に発奮し、次回の応募作品を準備しましょう。期待します。