NOSAI長崎|長崎県農業共済組合連合会

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寒空の下

昨日から寒い日が続き、時々雪やあられが降っています。

今日は午後から第四胃変位の手術がありました。

以前、北海道で働いていましたので、寒いのは慣れてるよ!と言いたいところですが、北国の暖かい室内で行うのと違って、吹きっさらしの野外で行うため結構辛いです。準備・片付けを含めると1時間以上薄着で突っ立っているのでじわじわと寒さが効いてきます。半袖シャツに防寒ベスト姿となり、手術衣をまとって準備に取り掛かりましたが、5分ともたずに車に戻ります。辛くて貼り付ける携帯カイロ2個を両脇に装着しました。万が一の時は脇をしめると一瞬だけ、”ホカホカ”です。

 

当診療所には私より手術の上手な獣医師がたくさんおりますが、術式などは細かいところで違ったりします。

私の場合ですが、多少時間がかかっても、しっかりと準備をしたい方です。腰椎硬膜外麻酔が効くまで待ち、効きが弱い時や待てない時はさらに局所麻酔を追加する場合もあります。毛剃りをして、術野消毒、使い捨て滅菌ドレープを貼り付けて・・と一般的な手順。

腰椎硬膜外麻酔の利点は立位でけん部切開を行う場合に牛がほとんど動かないこと。皮膚はもちろん筋層を切開するときも静かにやれます。今日も切開から縫合まで、一度も足をバタつかせることはありませんでした。

私が感じる欠点は、深さやタイミングなどの微妙な調節次第で麻酔の効きが変わること、薬量や投与スピードを間違えると、最悪、座り込むリスクもあること、少しだけ手間と時間がかかることです。私は暴れ牛が苦手なので多用しますが、局所麻酔のみでも素早く正確に手術を終えるのをみると上手いなぁと感心します。野外で手術も行う大動物臨床では、素早さはある意味、丁寧さよりも重宝されるような気がします。

(正確で素早いという意味です)

 

ともかく、寒くて農家さんとの会話もそこそこに、淡々と手術を終えたのでした。

ブルブルww

 

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