NOSAI長崎|長崎県農業共済組合連合会

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難産介助の道具

もう何年も前に考案した道具ですが、私の難産介助必須アイテムです。

ホームセンターで揃う3つのパーツを組み合わせて作ります。

(作るというか・・・ただ穴に通しただけですね)

 

結果的に某製品と少しだけ見た目が似ておりますが、まぁ、”結果的に”ではありますし、

決してこちらが販売しているものではございません。

そして、コストはなんと 1/7 (そぉ、結果的に)

 

こだわってステンレス製にしたものだから、合計2,000円くらいにはなりますけどね。

ステンYHワイヤーの160cmのものは店頭に置いてないので、注文しないといけません。

ポイントは”スイベル”の使い方です。

 

下の写真は、元気な子牛にモデルになってもらって撮りました。

難産で子牛の頭がついてこないとき(産道に子牛の頭がスムーズに入ってこないとき)、

足を引っ張るのをやめ、少し押し戻してスペースを作り、写真のように子牛の耳の後ろにワイヤーをかけます。

 

子牛の頭にかけるワイヤー輪っかの大きさは、子牛の頭の長さの2倍くらいになるように

”スイベル”の位置を調節しておくといいです。

片手で上手く子牛の両耳の後ろにかけたら、スイベルが子牛の下顎の下にくるように押し込んで輪っかを締めます。

ワイヤーが外れないことを確認したら、スプリングフックに太めの紐をかけて手で引っ張ります。

この時、なるべく滑車で引かないでくださいね。やりすぎると危険です。

(ついでに、ワイヤーでなくて紐の場合でも下顎にかけるのはやめたほうがいいです。→ 簡単に骨折します )

 

頭のワイヤーを手で引いて頭部を誘導しながら、両前足を滑車で引くのが理想です。

 

とはいえ、難産の際はあまり無理せず、獣医師にご相談いただくのがいいでしょう。

それが、たとえ”午前2時”だろうと、夜間当番は笑顔でお伺いいたします~yo。

 

 

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